看護師への道にある「壁」―その原因の根底になるものとは、、、(女性・看護師歴3年)

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みんなの看護観

突然ですが、、、あなたはなぜ看護師になろうと思いましたか。
「キャンディキャンディー」に憧れて?(かなりレアですが、アラフォー以上世代では、もしかしたらいるのかもしれません)
自分の通院・入院経験の中で優しい看護師さんとの出会いがあり、強くリスペクトしたから?
単純に「手に職をつける手段」として普通にOLするよりお給料も高いから?

どんな理由にせよ「看護師の仕事は大変」という認識を少なからず持ちながら、でもあえてその道を選んだのです。
ですので私はまずこの時点でその‘’心意気‘’があること自体、看護師の素質「脈あり」だと思っています。

でもどこかのタイミングできっとみんな同じ想いにぶち当たります。

(私って看護師に向いてないかも、、、)

おそらく最初にそれを感じるのは、看護学生のときだと思います。
実習のとき、現場の患者さんや看護師との関わりの中で、コミュニケーションが上手く図れなかったとき。
自分の立てた看護計画が、自分の思うように患者さんに対して遂行できなかったとき。
なかにはその計画そのものを看護師から否定or突っ込まれ?思いっきり凹んだ人もいるかもしれません。

無事に国試に受かり堂々と「看護師」の冠をかぶって仕事をし始めても、身近な失敗を重ねる中やはりそこでも同じ壁にぶち当たります。

(私って、やっぱり向いてない?、、、看護師続けていけるかな(いいのかな)、、、)

そんなとき改めて考えます。

「看護とは」「どんな看護師になりたいのか、必要なのか、、、」

看護とは「病人やケガ人のお世話をすること」と辞書には記されています。
でも看護の看は、「手」と「目」の2つの漢字で成り立っているように、実際には「手」技だけではなく、「目」で‘’観察‘’することも含みます。あと患者さんの身体上のお世話だけではなく、内面のメンタルケアもひっくるめてが「看護」です。

例えばがん患者さんの看護に「ペインコントロール」は欠かせません。
痛みを訴える患者さんに対して、看護師はまず観察をします。

訴えているときの表情・状態は?(しかめっ面、冷や汗をかいている、うずくまっているetc)
いつから、痛みの部位・程度・特徴(ズキズキ、ジンジン、自発痛なのか、圧痛なのか、、、)
バイタルをチェックし、主治医から出ている痛みの状況に応じたペインコントロールの投薬、これが大まかな流れです。

でも。これだけでは看護師としての看護をしたとはいえないと思っています。
私の持論ですが大切なものが欠けています。それはメンタルケアも同時になされなければいけません。

それにはただ症状の有無を尋ねるだけではなく、相手に寄り添ったり共感する言葉がけが前提にあることが大切だと思うのです。

淡々と業務口調で接するのではなく「辛いですね、、、」と一言添えるだけでも患者さんの気持ちは違います。
場合によっては、指示で痛み止めの種類がいくつかあるなら、患者さんの希望に寄り添うやり取りも相手との信頼関係を築く一つになります。

現状あるペインコントロールの効果についてもしっかりとモニタリングし、もし苦痛を取り除けていない現状なら医師へ報告、そこでもはやりコミュニケーションを円滑にとることが重要になります。

私は自分軸ではない良い看護ができること=よいコミュニケーションがすべての土台と基本だと思っています。これが私の看護観となっています。

看護学生、看護師になってぶち当たる壁の部分には、看護技術が上手くできなかったという表面上の理由だけに焦点が当てられていますが、実はそのやり取りのコミュニケーションが原因になっている場合もありますので、自分を反省するときに、患者さん(または看護師、医師)とのやり取りを振り返ってみると、そこに「壁の原因」を見つけることができるかもしれませんね。


「みんなの看護観」は、いろいろな方に看護観を問いかけたもので、看護学生や、ふと自身の看護のあり方に迷ってしまった方の参考になる記事が多数!

みんなの看護観2


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