看護師の美容外科・皮膚科への転職について

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看護師の美容外科・皮膚科への転職について

ライター:吉田ひな

 

美容外科・美容皮膚科への転職成功の3つのカギ

 

美容系クリニックに転職した後輩とアラフォーの私を隔てたもの

「本当は美容をやってみたくて…」

私のプリセプティだった関西出身のサチが、こっそり教えてくれた退職理由です。

彼女は、4年間内科病棟で働き、27歳の時に「美容が好き」という理由で美容皮膚科クリニックに転職しました。

新人の頃から感情表現が苦手で誤解されやすかったサチ。

患者様から「あの看護師は偉そうだ」とお叱りを受けたことも。クールなサチが、休憩室で泣いていたのは今でもよく憶えています。

美容皮膚科へ転職した後は、お客様のお肌の悩みのカウンセリング、施術を担当。

久々に会ったサチは、「ドクターや先輩から、美容に向いてるって言われました!」とイキイキとしていて、私もほっとしたものです。

かくいう私も、35歳の時に美容外科・美容皮膚科への転職を考えたことがあります。

転職エージェントの後押しで転職寸前でしたが、結局一般のクリニックの医療相談室に入職。その理由は、これからお話しする「3つのカギ」のうち1つが揃わなかったためです。

 

 

年齢・見た目・臨床経験より大事な「3つのカギ」

2013年の看護実態調査では、転職経験のある看護師は54.2%。

看護は、2人に1人以上が転職経験のある、流動性の高い業界です。

転職先として、美容系に進むのも一つの選択です。

ただ、美容外科・美容皮膚科ほど、「3つのカギ」がモノを言う分野はありません。

その「3つのカギ」とは、

  • 年齢
  • 容姿
  • 臨床経験

……ではありません。

それが何か、これからお話ししますね。

このレポートは、私自身の転職活動と、その途中で出会った美容系ナースやエージェントさんとの実際のやりとりからまとめたものです。

美容外科・美容皮膚科への転職を考えているあなた、特に

  • 30~40代で、容姿・年齢から、自分は美容外科・美容皮膚科に挑戦して良いのか?と躊躇している人
  • 次にどんなアクションをすれば良いのか分からない人

は、あなたの時間を有効に使うために、是非お付き合いいただければと思います。

そもそも、美容外科・美容皮膚科と普通の病院って何が違うの?

美容外科・美容皮膚科は、華やかで楽そう?

あなたは、美容外科・美容皮膚科にどんなイメージを持たれていますか?

  • 綺麗で優雅な院内
  • 看護の資格を活かしつつ楽な勤務
  • 日勤だけで高待遇
  • 安く施術を受けられて自分も綺麗になれるかも
  • 一般の病院よりも、いわゆる「女性の職場」という雰囲気が強い

といったところでしょうか?

実際どうなのか美容系ナースのサチに聞きました。

  • 日勤だけ、残業はほぼゼロ、月給は手取りで30万円超え。病棟時代に比べると3~5万円アップ。

  • 命に関わるような場面もなく、精神的にものすごく楽になった。

  • スタッフ同士で施術を練習、社割で施術を受けられる、お客様から見られる立場になるといったことから、新人もどんどん洗練されていく。

  • 人間関係は、細かい気配りができる人が集まっているので、病棟時代よりコミュニケーションがラク。

サチの感想としては、イメージ通りかそれ以上みたいですね。

でも、美容外科・美容皮膚科は離職率が高いのが現状

その理由に「3つのカギ」が関わってきます。

離職した人はこの「3つのカギ」を軽く捉えていた人が多いんです。

ここでサラッと言ってしまうと、あなたも「あぁ、そんなこと。私は大丈夫」と思ってしまわれるかもしれません。

でも、そのままだと、転職活動自体が時間のロスになったり、採用されたものの続けられないという事態になりかねません。

あなたが30~40代なら特に、そんな回り道は避けたいですよね。

そうならないよう、順を追ってお話しします。

最初に押さえておきたい基本、一般病院と美容系クリニックの共通点と相違点から見ていきましょう。

 

 

一般の病院と美容外科・美容皮膚科の共通点

まずは、共通点についてお話しします。

1つ目の共通点。

一般の病院、美容外科・美容皮膚科はいずれも医療機関のため、当然のことながら国家資格をもつ医師、看護師が治療にあたります。

用いられる機器や医薬品は効果が高い分、体への侵襲も大きい傾向があります。

つまり、安全管理はもとより合併症の予防や対応についての医学・看護の知識が求められます。

2つ目の共通点は、看護師の教育。

ある程度の病床数だと、教育体制が充実していますが、美容外科・美容皮膚科も大手はプリセプターシップを導入していたり、教育・研修制度が整っています。

3つ目は福利厚生。

開院後5年たって経営が安定しているクリニックなら、福利厚生面も実績が出てきているところが多いです。

(ただし、経営状況については、転職するにあたって転職エージェントなどでリアルタイムの実情をしっかり聞くことをお勧めします。)

次に、一般の病院と美容外科・美容皮膚科の違いを挙げます。

一般の病院とは異なる治療目的

一般の病院と美容外科・美容皮膚科のクリニックは、同じ医療分野にあっても目的が異なります。

一般の病院の目的は「疾病の治癒」。美容外科・美容皮膚科の目的は「お客様の求める美しい容姿」です。

たとえば、健全な範囲の体毛は病気ではないので、一般の病院では治療の対象にはなりません。しかし、体毛によるコンプレックスを感じている場合、美容医療では治療の対象になります。

この「お客様の求める」という点が重要です。

一般的な病院での治療のゴールは、どちらかというと医療者側が示しますが、美容外科・美容皮膚科はお客様の希望に最大限近づけることが求められます。

そのため、事前の問診・カウンセリングでニーズを把握したり、イメージのすり合わせをしてお客様の要望を的確につかむことが大切なポイントとなります。

この点、後で説明する「1つ目のカギ」にも関係してきます。

自由診療 vs. 保険診療

一般的な病院での診療は、特別な場合を除き、健康保険が適用されます。

公的医療保険制度に加入している人は、医療費が3割負担とか1割負担になるという、おなじみの制度です。

でも、美容医療は疾病の治癒を目的としていないので、保険診療外となり、お客様は治療費用を全額負担します。

これが、看護師のあなたに3つの点で影響を与えます。

まず、将来のキャリア。

実は、自由診療の美容クリニックで何年か務めると、保険診療の病院に戻りづらくなるケースがあるんです。

理由は、美容外科・美容皮膚科のキャリアが、看護のキャリアと捉えられなかったり、保険診療とは感覚が違うので敬遠する病院経営者がいるため。

でも、30~40歳の間に美容系クリニックに勤めた場合、年齢的に美容クリニックのカラーに合わなくなってきた時や、保険診療の看護に戻りたくなることもあるかもしれません。

そこで、転職先を選ぶときには、保険診療と自由診療の両方を備えたクリニックを探してみましょう。

近年、保険診療だけだと経営は厳しいため、自由診療の科目も合わせて開業しているケースが増えています。

将来あなたが、保険診療・自由診療分野どちらにも舵を切れるようにするには、そう言ったクリニックが狙い目です。

次に、美容外科・美容皮膚科は、クリニックの利益が看護師への待遇に直結する点。

自由診療ということは、クリニック全体の売り上げが上がれば、看護師の給料にも反映されるということ。美容外科・美容皮膚科クリニック独自の「報奨金制度」と呼ばれる制度です。

最後にノルマ。

看護師にノルマを課さないクリニックとそうでないクリニックがあります。あなたが営業に抵抗があるなら、ノルマのないクリニックに絞って探すのがオススメです。

看護よりもノルマに追われて消耗してしまっては、わざわざ転職するメリットがありませんからね。

お客様 vs. 患者様

保険診療の病院から美容外科・美容皮膚科に転職するときに、最も意識改革が必要な点です。

たとえば、検査前に絶食が必要な患者様が、自己判断でファーストフードを食べてしまったとしましょう。

当日、あなたが受け持ち、そのことを知ったら患者様に何と言いますか?

とある大手美容外科で活躍している看護師Oちゃん曰く

「前は真っ先に、”ダメじゃないですか~。説明用紙にも書いてありますよね”って言っちゃってました。」

「でも、美容外科ではそんな風にいっちゃだめなんです。”あ~そうなんですね…かしこまりました”ってまずはやんわり言わないと。お客様にまた来ていただかないといけないので、少しでも責めるような言い方は厳禁なんです。」

病院でも接遇は大切にされていますが、美容外科・美容皮膚科に比べると、かなりカジュアル。

一方、美容外科・美容皮膚科では、患者様ではなく「お客様」としてもてなすことを覚えなければなりません。

年下のお客様からタメ口で指示され、理不尽な要求をされることもありますが、あなたはプロとして笑顔で対応できますか?

患者様から「お客様」への切り替えがうまくできないと、美容外科・美容皮膚科で働くのはストレスがたまり、早期離職の原因となります。

—————-

ここまでで、美容系クリニックの特徴が大雑把につかめたでしょうか。

同じ医療といっても、目的、保険、対象者が根本的に違うこと。それによって看護師のスタンスが異なることがなんとなく分かればOKです。

それでは、美容外科・美容皮膚科への転職成功の「3つのカギ」です。

重要な順に見ていきましょう。

1つ目のカギ:「適性」を見極める

 

美容外科・美容皮膚科の離職率が高い理由

転職エージェントによると、美容医療業界の看護師は、半年以内に3~4人に1人の割合(25~33%)で退職しているそうです。早い人で数日とのこと。

ちなみに、

  • 日本看護協会の「2015年病院看護実態調査」の離職率は、看護師常勤8%、新卒7.5%。
  • 厚生労働省の雇用動向調査で労働者全体の離職率が15%前後。

つまり、美容外科・美容皮膚科クリニックへの転職者は、他の仕事の倍以上の離職率ということになるんです。

なぜ、そんなに早く辞めてしまうのでしょうか。

エージェントさんや、実際に辞めた看護師に聞いてみると、

「美容外科・美容皮膚科が、普通の病院と全く違うということを、入って初めて分かったから」とのことでした。

とはいえ、早期離職した人も、エージェントさんとの面接の段階でこの点は何度も聞いていて、本人も「大丈夫です」と言っているのだそうです。

それなのに悲しいかな、実際に転職してみるとミスマッチ…というケースが後を絶たないのです。

辞めた知り合いの看護師も「割り切れると思っていたけど、価値観が違いすぎて…」とこぼしていました。

このようなミスマッチは、本人だけでなく、エージェントや美容クリニックにとってもリソースの無駄遣い。なるだけ事前に適性を見極めることが重要です。

それは、容姿や看護の能力より、ずっとずっと重要なポイント

これは、実際に転職したナース達が言っていることですが、美容系クリニックの看護技術は、清潔・不潔などの基本的なことが分かっていればなんとでもなります。

そんな美容外科・美容皮膚科看護師の「適性」。これを見極めるにはどうしたらよいのでしょう?

 

 

臨床経験・容姿より重要!「美容医療業界に向いている看護師」とは

ミスマッチを未然に防ぐために、エージェントさんも重視している適性。

その適性とはたったの3つです。でも、この3つが全て揃っていることが大切です。

適性1:美容が大好き

あなたは、自分が綺麗になることを積極的に楽しめますか?

エステや美容医療の力を借りたことはありますか?

ヘアスタイルやメイクをアレンジするのは好きですか?

最先端の美容や健康情報を知っていたいと思いますか?

美容医療は常に研究され発展しています。あなたが、美容に関する研究やトレンドに興味が持てなければ、知識や業務を覚えるにもエネルギーをかなり消耗します。

元々おしゃれや美容が好きな人はこの点、吸収も早く勉強が苦痛になりません。

美容外科・美容皮膚科にくるお客様は、美容に関心が高く知識も豊富です。つっこんだ質問をされることもありますし、施術中に美容の話題も多いです。

あなたが美容に関心が薄い場合、美容医療のプロとしてもサービス業としてもかなり努力を要するでしょう。

お客様に共感したり、ニーズを汲み取るのも難しくなります。

美容にあまり関心のもてない看護師はストレスが強くなり、美容業界に染まれないまま去っていくのです。

適性2:人を綺麗にするのが好き

実際に美容系のクリニックに勤務している看護師5名に、どんな時にやりがいを感じるかを聞いたところ、異口同音に「お客様が綺麗になったとき!」と答えました。

自分だけでなく、人が綺麗になる姿にも喜びを感じられる人は、美容外科・美容皮膚科に向いています。

早期離職する人の中には、人が綺麗になることにあまり興味が持てなかったというケースも少なくありません。

お客様にとっても、自分が綺麗になるのを望んでくれ、喜んでくれる看護師の方がやっぱりいいですよね。

美容皮膚科に転職した知人は、高校時代にエステ業界に進むか、看護師に進むかで迷っていました。

雑誌で美容皮膚科があることを知り、看護と美容両方ができるなら、と看護専門学校に進学。

内科で2年勤めた後、念願叶って美容皮膚科に転職しました。

彼女の場合はやりたいことと仕事が一致して、とてもやりがいを感じているそうです。

彼女のように、自分の中で美容サービスと看護が矛盾しない人には美容系クリニックはピッタリです。

特徴3:話し方や物腰が美容系クリニック向け

美容外科・美容皮膚科のクリニックのお客様は、治療効果はもちろん、スタッフに高い水準の接遇を期待しています。

2、3つ美容系クリニックのウェブサイトを見ていただくと分かりますが、一般的な医療機関と比べて、ラグジュアリーなしつらえのクリニックが多いですよね。

そうした高級感のある雰囲気に相応しい言葉遣い、立ち居振る舞いができるかどうかが求められます。

美容外科・美容皮膚科に入職すると、ほとんどが一から言葉遣いをなおされるため、それだけで心が折れてしまう看護師も。

トーンアンドマナーを理解し、演じることができる人は向いています。

適性のなかった私

冒頭でも触れましたが、私は美容皮膚科への転職を途中でやめました

人並みに美容に関心はあるものの、美容系ナースと会って話しているうち「ここまで興味は持てないな」と感じたからです。

エージェントさんとも綿密に面談し、ターゲットも2つに絞って採用のお墨付きもいただきましたが、方向転換しました。

同じ自由診療でも、美容より先進医療を勉強したいと思えたためです。

ご自分に適性があるかどうかを知るには、3つの適性をセルフチェックするのはもちろん、転職エージェントさんに客観的に見てもらう、美容系ナースに実際に合ってみることが非常に有効です。

美容外科・美容皮膚科への転職成功の「1つ目のカギ」は、

美容業界に向いている適性を見極めることです。

  • 2つ目のカギ:優先順位を絞れているか

美容外科・美容皮膚科への転職の盲点

美容外科・美容皮膚科への転職希望者にヒアリングすると、大体次のような要望があります。

  • 夫の仕事に合わせて◯曜日固定で休みたい
  • 看護はしたいけど、精神・肉体的に楽になりたい
  • 収入はあまり落としたくない

ただ、売り手市場である看護業界にあって、美容クリニック業界に限っていえば人員に困っていません。

つまり、あなたの希望条件を全て叶えようとすると、選択肢が相当狭まるということです。

ちょっとシビアですが、あなたが30~40代なら年齢だけでも選択肢は限られるため、よくよく優先順位を絞りましょう。

これは美容クリニックへの転職に限りませんが、

・優先順位をはっきりさせておくこと

・譲れないポイントは何か

・ある程度柔軟になれるポイントは何か

を言語化できるようにしておくことです。

言語化できるまで明確にすると、ミスマッチが起きにくいためです。

そのためには、まず転職先に求めることをたくさん書き出しましょう。

次に、その中で優先順位をはっきりさせます。

これが明確でないがためにエントリー先を絞り込めず、1年経ったがまだ決められないという看護師に転職フェアで会いました。

優先順位は、自分で分かっているようで曖昧になりがちな盲点です。

30~40代は転職活動では時間のロスは極力避けたいので、数時間、数日かけてでも優先順位をハッキリさせましょう。

これが、「2つ目のカギ」です。

3つ目のカギ:誰に相談するか?

  • 1つ目、2つ目のカギが揃ったらアクションを

適性、優先順位が分かってきたら、次に何をするか。

転職サイトに登録することをお勧めします。

もちろん、適性・優先順位より前に登録しても構いませんが、ある程度自分の適性や優先順位は把握しておいたほうがスムーズです。

看護の転職サイトは、美容系クリニックに特化したところがオススメです。

理由は、情報面とスピードにあります。

私は一般的な大手転職エージェント4社に登録していましたが、美容専門のエージェントは情報量と実績が全く違いました。

一般的なエージェントでは、提案は1つのクリニックのみ。それも、何ヶ月も求人募集している案件でした。ちょっと警戒してしまいますよね。

その他の3つのエージェントは、

「美容クリニックはあまり良い求人がない」と提案自体がありませんでした。

これに対し、美容専門のエージェントは、提案は3件ありました。

しかも、美容外科・美容皮膚科クリニックへの転職の成功・失敗の事例が豊富で、生々しい内部事情もつかんでいたり…。求人情報だけではわからない採用担当や看護師のリアルな声を聞けました。

このような美容専門のエージェントは、良質なオファーも集まりやすいので効率的に動けます。

良い求人はすぐ埋まってしまいますが、その点も熟練の転職エージェントさんは理解しているので、スピーディにかつ、タイミングを見計らって転職先に打診してくれます。

美容クリニック専門の転職エージェントへ相談する。

これが「3つ目のカギ」です。

ちなみに、動き出す時期の一般的な目安は、年度始めに就職したいなら12月に登録、1月から活動。

その他の時期なら3か月前に登録、2か月前から動き始めると良いそうです。

アラフォーが美容系クリニックの転職を勝ち取るには

 

やる気とマッチングで攻めるべし

「3つのカギは揃った。だけど本当に30代後半に差し掛かっている私でも美容外科・美容皮膚科に転職できるのかな?」

結論からいうと、可能性はあります。

…ただし、戦略的に臨めば。

あなたは、美容外科・美容皮膚科に実際に行かれたことはありますか?

綺麗でスリムな看護師さんが多いですし、若いスタッフのイメージがあって気後れしますよね。私もそうでした。

たしかに、一般の病院に比べれば平均年齢は若く、スタッフは20代後半、主任・師長クラスで35歳前後のところが多いようです。

そこで、大手クリニック何件かに、エントリーに年齢制限があるか聞いたところ「制限はありません」と回答をいただきました。

しかしながら、エージェントさんの体験では、35歳を超えると書類選考でおとされることが多いのだそうです。

これは、規定上の年齢制限は無いものの、より若い人を採用したほうが、現場での年齢的なバランスがよいため。

ただ、あなたが美容に向いているタイプでやる気があるなら、年齢だけで諦めてはもったいない!

エージェントさんや採用担当の方から伺ったのは、「容姿や年齢はさておき、適性とやる気の方が重要」ということ。

調べてみると、年齢の幅もクリニックによって異なるんです。

例えば、アリシアクリニックのように社会経験を評価してくれるところもあります。アリシアは、40代でも応募を受け付けてくれる貴重なクリニック。

他にも、シロノクリニックで36歳で採用された例もあります。

つまり、アラサー、アラフォー看護師にもチャンスがあるということ。焦らず、諦めず、ターゲットを絞りましょう。そのコツは、自分の年齢やキャラクターがマッチするところに照準を定めることです。

傾向としては、

  • 全国展開している大手は若い看護師が集まる。
  • 全国で5店舗くらいの小規模~中規模のクリニックは看護師の年齢にも幅あり。

30~40歳看護師は、大手ではなく小規模~中規模のクリニックを狙いましょう。

見た目はクリニック色に染まるべし

容姿より「3つのカギ」が大事とはいえ、ブランドイメージを損なうほど肌が荒れていたり、適正体重からかけ離れている場合は要改善。

お客様に不安や不信感を与えかねないためです。思い当たる方はエントリー前にできる限り改善しましょう。

容姿について言うと、整っているかよりも「雰囲気」がクリニックのカラーに合っているか、もしくは合わせられるかです。

例えば、椿クリニックやアリシアクリニックは、丁寧ではありますが比較的気さくな雰囲気、ヘアカラーやスタイルも自由度があります。

ノアージュ、タカミクリニック、シロノクリニックは、ヘアカラーはダークブラウン~黒髪、ヘアスタイルは夜会巻きイメージの強いお姉さん系。

自分のキャラクターが活かせるクリニックはどこか、見えてきませんか?

繰り返しますが、顔立ちは気にしなくて大丈夫!

ヘアスタイル、メイク、立ち居振る舞い、ユニフォームでカバーできます。容姿そのものよりも、そのクリニックに染まれるかどうかが大切です。

求められる人物像を制すべし

アラフォーは、クリニックの求める人物像をリサーチし、自分が求められる人材になる、もしくはそれ以上のものをアピールするくらいが良いですね。

どんな人材が求められているのかを知るためには、実際に行ってみたいクリニックにお客として行ってみるのも一つです。ただ、時間もお金もかかってしまいますよね。

そこでおすすめなのは、転職フェアや転職イベントに参加すること。

複数のクリニックから看護師さんや採用担当の方がプレゼンに来るので、クリニックのカラー、看護師さんの雰囲気を肌で感じることができるんです。

複数のクリニックを自分の目で見て確認できる貴重なチャンス。

是非、逃さないようにしてください。

遠方でも足を運ぶ価値がありますよ。

まとめ:あなたのリソースを無駄にしないために

  • 基本的だけど超重要な「3つのカギ」

 

看護師にとって、転職は人生設計にも影響します。

特に、美容外科・美容皮膚科への転職は、その特性から看護師としてのキャリアの分岐点にもなります。

何事も経験ではあります。でも、できるだけ時間のロスとならないよう、今回は次の「3つのカギ」についてお話ししてきました。

  • 1つ目のカギ:美容業界への適性を見極めること
  • 2つ目のカギ:仕事に求める優先順位を明確にし、絞る事
  • 3つ目のカギ:転職エージェントの力を借りて効率的に

この3つを是非ともそろえてください。

アラフォー看護師は、この「3つのカギ」に加え、さらに戦略が必要。

やる気とマッチング、クリニック色に染まること、転職イベントに参加し求められる人物像を把握することです。

さて最後に、現在アラフォーとなった美容系ナース・サチのその後を。

現在サチは37歳。妊娠・出産のため、育休中です。

職場には、育休明けに短時間勤務制度を使って復帰したママさんナースもいるため、サチはこの先も子育てしながら美容皮膚科クリニックに勤務するつもりだそうです。

あなたの適性を活かせる場所が見つかりますように、私も心からお祈りしております。



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